神社仏閣

司馬温公瓶割 [とある社 其の九] 関東

司馬温公瓶割(しばおんこうかめわり)司馬温公が子供の時 水の入った大瓶で遊んでいて中に落ちた友達を助ける為に 高価な大瓶を躊躇なく石で割った。父親は叱るどころか司馬温公を褒め称えたと云う。
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日本神話 三大名場面 [上俣野神社] 神奈川県

胴羽目は日本神話の三大名場面。向拝の龍を見て期待した程 精密な彫物ではありませんでしたが 見応え十分の神社でした。もっと早い時間に再訪したいと思います。
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彫り人知らずの流麗な彫り物 [円覚寺方丈前唐門(勅使門)] 神奈川県

令和七年四月下旬 神奈川県鎌倉市の円覚寺に参詣しました。こちらは参詣するのに拝観料が必要です。お目当ては方丈前の唐門。天保十年(1839)現唐門建立大正十二年(1923)関東大震災で全壊昭和10年(1935)復旧大瓶束笈形は波に亀 中備は松...
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左甚五郎作除災の龍に護られる [上行寺] 神奈川県

日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎。 安土桃山時代から江戸末期にかけて日本全国各地に彫刻を残した伝説の彫師です。彫刻よりも 長生き伝説の方が凄いんじゃないかと思います。
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龍の利兵衛の龍 [叶神社] 神奈川県

龍の利兵衛と謳われた後藤利兵衛義光が後藤利兵衛橘光定と名乗っていた頃の龍を堪能できます。
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喉元を見せた龍と黄石公張良の欄間が見どころ [東耀稲荷神社(須賀神社)] 神奈川県

喉元を見せた龍と 黄石公と張良の欄間が見どころだと思います。もちろん格天井の龍も見事です。
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角無し栄螺伝説が伝わります [猿海山龍本寺] 神奈川県

向拝だけでなく 人目に付かない所にもひっそりと忍ばせた 彫人知らずの素晴らしい彫り物が堪能できます。
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龍の利兵衛と呼ばれた男の彫物 [春日神社] 神奈川県

後藤利兵衛義光は「龍の利兵衛」と称されたらしいですが 人物の表情の造形はもっと評価されても良いと思います。
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ようやく見つけた小さな社 [久伊豆神社と赤飯伊奈利神社と境内社] 埼玉県

令和七年四月中旬 埼玉県行田市の久伊豆神社に参拝しました。文明年中(1469〜87)創建御祭神 大己貴命おおなむちのみこと 事代主命ことしろぬしのみこと 軻遇突智命かぐつちのみこと 素盞嗚命すさのおのみこと 奥津彦命おきつひこのみこと 奥津...
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孔雀は阿弥陀経の中で 白鵠 鸚鵡 舎利 迦陵頻伽 共命 と共に六霊鳥の一に数えられています [冨士神社] 埼玉県

超絶技巧という訳ではありませんが 一流の彫師の作品だと思います。
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仙人界のツートップ [とある社 其の八] 関東

仙人界のツートップ 蝦蟇仙人と鉄拐先生。蝦蟇鉄拐図として古来より好まれた画題に材を取った胴羽目は見応えがあります。
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ここでも菊慈童に出逢いました [田原神社] 栃木県

対にするなら左右にした方がバランスが良いのに と思いますが 何か他に理由があるのか そんな事は気にしないのが この業界の流儀なのか こんな組み合わせの御本殿を結構見かけます。
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潁川の河水を以て其の耳を洗えり [古峯神社] 栃木県

この日の朝 参拝した大葦神社の目の前で「神社はまだ13kmくらい先ですよ」と言われた位 この辺りで「神社」と言えば古峯神社の事を指します。
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波板に隠れしもの [神船神社] 栃木県

波板に覆われた御本殿には、デッサンに誤魔化しのない素晴らしい造形の龍や伝説の仙人などの彫刻が施されていました。
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人物彫刻は顔が命です [大葦神社] 栃木県

「この神社に来たんだって。。。」「ええ!何のために?」とヒソヒソ声が聞こえて来ましたが まあ そんなもんですよね。   皆さん 凄い物を見逃してますよ。13km先の古峯神社に劣らない立派な神社が ここにありますよ。    という感じで 弟子の彫鈴と私の彫刻廻り鹿沼の旅は始まったのでした。
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お蔵入り画像大放出 [色々な寺社] 関東

一部しか見えないなど諸事情で 一本の記事にならなかった寺社彫刻をまとめてみました。お蔵入りだからって ショボイ彫刻って訳じゃありません。むしろ彫刻は他所より素晴らしい位です。
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節穴から覗いた星野甚内の菊慈童 [木乃宮神社] 群馬県

覆屋左面は上から下まで板張りです。 何とか中が見えないかと探したところ、小さな節穴を見つけました。
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関口文治郎の弟子たち [赤城大明神 (医光寺境内社)] 群馬県

以前 鶴に梅は珍しいから林和靖の留守模様じゃないか なんて書いた事がありますが 全然そんな事はなくて 鶴には普通に松竹梅がある様です。
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鈴木佐吉と石田半兵衛 [大川三島神社] 静岡県

ここのお目当ては脇障子の関羽と張飛。案内板によると 脇障子の彫師は大工棟梁の鈴木佐吉。向拝に負けず劣らず 素晴らしい造形で、本職の彫師に引けを取らない腕前に唸ってしまいます。
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同い年の社殿 [御嶽神社] 山梨県

由緒沿革:永正年間 当村仁科氏等が勧請し奉斎したといふ。昭和四十三年中央道の建設の為浅倉の地より現在地に遷座、社殿等も新築された。[山梨県神社庁サイトより抜粋)