刺青師・ 龍元

神社仏閣

世捨て人たちの欄間 [龍泉寺] 群馬県

制作途中の欄間を拝観しました。顔など複雑で繊細な所から始めて 雲や波など単純な部分は後で彫り進めていたという事が分かります。
神社仏閣

喜代姫狂乱と八岐大蛇退治 [飯玉神社] 群馬県

神社では珍しい道成寺の鏝絵?があります。胴羽目彫刻が無いのは残念でしたが、珍しい鏝絵を鑑賞できたし、なかなか見応えのある神社でした。
神社仏閣

司馬温公瓶割 [とある社 其の九] 関東

司馬温公瓶割(しばおんこうかめわり)司馬温公が子供の時 水の入った大瓶で遊んでいて中に落ちた友達を助ける為に 高価な大瓶を躊躇なく石で割った。父親は叱るどころか司馬温公を褒め称えたと云う。
神社仏閣

日本神話 三大名場面 [上俣野神社] 神奈川県

胴羽目は日本神話の三大名場面。向拝の龍を見て期待した程 精密な彫物ではありませんでしたが 見応え十分の神社でした。もっと早い時間に再訪したいと思います。
神社仏閣

胴羽目二点日本図柄 高砂と浦島太郎 [御霊社] 神奈川県

神奈川では数少ない 胴羽目彫刻で飾られた御本殿を鑑賞する事ができる神社です。
神社仏閣

蟠桃を盗んだ男 [春日神社] 神奈川県

東方朔は前漢・武帝に仕えた実在の文人・政治家。人魚を食して不老不死を得た八百比丘尼を驚かせたとか 八千歳の浦島太郎に 自分は九千歳だとマウントを取ったとか とにかく長生きの伝説には事欠きません。
神社仏閣

彫り人知らずの流麗な彫り物 [円覚寺方丈前唐門(勅使門)] 神奈川県

令和七年四月下旬 神奈川県鎌倉市の円覚寺に参詣しました。こちらは参詣するのに拝観料が必要です。お目当ては方丈前の唐門。天保十年(1839)現唐門建立大正十二年(1923)関東大震災で全壊昭和10年(1935)復旧大瓶束笈形は波に亀 中備は松...
神社仏閣

左甚五郎作除災の龍に護られる [上行寺] 神奈川県

日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎。 安土桃山時代から江戸末期にかけて日本全国各地に彫刻を残した伝説の彫師です。彫刻よりも 長生き伝説の方が凄いんじゃないかと思います。
神社仏閣

龍の利兵衛の龍 [叶神社] 神奈川県

龍の利兵衛と謳われた後藤利兵衛義光が後藤利兵衛橘光定と名乗っていた頃の龍を堪能できます。
神社仏閣

喉元を見せた龍と黄石公張良の欄間が見どころ [東耀稲荷神社(須賀神社)] 神奈川県

喉元を見せた龍と 黄石公と張良の欄間が見どころだと思います。もちろん格天井の龍も見事です。
神社仏閣

角無し栄螺伝説が伝わります [猿海山龍本寺] 神奈川県

向拝だけでなく 人目に付かない所にもひっそりと忍ばせた 彫人知らずの素晴らしい彫り物が堪能できます。
神社仏閣

龍の利兵衛と呼ばれた男の彫物 [春日神社] 神奈川県

後藤利兵衛義光は「龍の利兵衛」と称されたらしいですが 人物の表情の造形はもっと評価されても良いと思います。
神社仏閣

ようやく見つけた小さな社 [久伊豆神社と赤飯伊奈利神社と境内社] 埼玉県

令和七年四月中旬 埼玉県行田市の久伊豆神社に参拝しました。文明年中(1469〜87)創建御祭神 大己貴命おおなむちのみこと 事代主命ことしろぬしのみこと 軻遇突智命かぐつちのみこと 素盞嗚命すさのおのみこと 奥津彦命おきつひこのみこと 奥津...
神社仏閣

寺社彫刻巡り番外編 其の三 [ストラスブール大聖堂] フランス

6月末 タトゥコンベンションに参加する為にドイツのオッフェンブルクという所に行きました。コンベンションが終わり 友人のドイツ人彫師のホルガーが 国境を越えた隣町のストラスブールに連れて行ってくれました。ストラスブールは過去に ドイツ領になっ...
神社仏閣

金網越しの社殿 [小曽根神社境内社] 埼玉県

令和七年四月中旬 埼玉県熊谷市の小曽根神社に参拝しました。天明二年(1782)創建御祭神 天鈿女命あめのうずめのみことここのお目当ては二棟ある境内社の一。社名など詳細は不明です。胴羽目は松の木。大瓶束には力神がありました。足が二本爪なので邪...
神社仏閣

孔雀は阿弥陀経の中で 白鵠 鸚鵡 舎利 迦陵頻伽 共命 と共に六霊鳥の一に数えられています [冨士神社] 埼玉県

超絶技巧という訳ではありませんが 一流の彫師の作品だと思います。
神社仏閣

仙人界のツートップ [とある社 其の八] 関東

仙人界のツートップ 蝦蟇仙人と鉄拐先生。蝦蟇鉄拐図として古来より好まれた画題に材を取った胴羽目は見応えがあります。
神社仏閣

ここでも菊慈童に出逢いました [田原神社] 栃木県

対にするなら左右にした方がバランスが良いのに と思いますが 何か他に理由があるのか そんな事は気にしないのが この業界の流儀なのか こんな組み合わせの御本殿を結構見かけます。
手彫り刺青作品

[生首と蛇と野晒し] 総手彫り肩額五分袖

ついに仕上がりました 生首と蛇と野晒し。タイトルは順不同。「蛇と生首と野晒し」でも 「生首と野晒しと蛇」でも良いです。生首も蛇もガイコツも 割と嫌われ者ですが こういうのが好きな人はいます。かくいう私の腕にも蛇が入っていますし 腿には生首が...
神社仏閣

川沿いの森の中に鎮座まします [谷倉神社] 栃木県

橋を渡り 廃業した釣り堀を過ぎた辺りで これ以上車で行くのは危険と判断。車を停めて徒歩で森の中へ進んだ先に御鎮座。