胴羽目は鳥 [稲荷神社 諏訪神社境内社] 群馬県

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プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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諏訪神社には境内社がありました。

鳥居の社号額を見ると正一位稲荷大明神となっています。

稲荷神社 諏訪神社境内社

社殿は大分傷んでいるのでしょうか。鳥居型の鉄パイプが組まれています。

稲荷神社 諏訪神社境内社

右面胴羽目は鳥。椋鳥でしょうか。

稲荷神社胴羽目

脇障子は鯉の滝登り。

稲荷神社脇障子

御本殿左面。

稲荷神社

胴羽目はこちらも鳥。山鵲っぽいですが、尻尾が短いですね。切り取られた様にも見えますが、元々それ程長い尻尾が入るスペースはありません。

稲荷神社胴羽目

こちらも脇障子は鯉の滝登り。

稲荷神社脇障子

御本殿背面。

稲荷神社

胴羽目は鳥。。。鷹でしょうか?鳩にも見えます。

稲荷神社胴羽目

鳥は難しいです。

刺青師・龍元

048-02(2021.03.24)

コメント

  1. より:

    境内社に胴羽目彫刻が有ったのですね。
    補強の鉄パイプは無い方が良いですが
    胴羽目鑑賞的には鑑賞の邪魔にはなっていないようで?
    センスが良い?組み方だなぁと感じました。
    最近地震が多いですがこのままの形状で耐えて欲しいと思いました、
    こちらは訪問順位を上げた方が良いかなぁと感じました。

    • ここはすぐ側まで寄れますから、この鉄パイプは鑑賞には問題ありませんね。ただ、雨晒しなので躯体が朽ちて来ているのだと思います。

      本当、最近地震が多いですよね。倒壊しない事を祈ります。

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